• カテゴリー別アーカイブ Speyside
  • Keith(2)

    Glen Keith Distillery(26 Oct 2001)



    Strathisla蒸留所の第二蒸留所として1957年に建てられたGlen Keith蒸留所はStrathisla蒸留所の裏手側にある。Strathislaの弟分とはいえ、仕込水の取得先が違うのでウィスキー的には全く関係のない蒸留所のような気がする。
    Glen Keithの写真を撮っていると近くに住んでいると思われるおじいさんが声をかけてきた。
    “向こうにもっと大きな蒸留所があるぞ”
    Scottishは旅行者に対してとても親切だ。

    Glen Keith Distillery was built in 1957 as the second distillery of Strathisla Distillery. But I think two distilleries are perfectly different because of difference of water source.
    When I took photographs for Glen Keith Distillery, the old man (probably he was neighbour of distillery) said something.
    “There is a big distillery over there!”
    I think Scottish is very friendly for visitor.

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  • Elgin(1)

    Glen Moray Distillery(31 Oct 2001)


    Elginの西、River LossieのほとりにあるGlen Moray蒸留所は1897年、West Breweryと呼ばれるビール醸造所(1815年創業)を改造して造られた。ビール醸造所が出来る前は処刑場があり、1962年の改築時に工事現場から人骨が出てきたという。しかしウィスキーブームが終わりに近づいた1906年頃に操業が停止された。1920年に現在の所有者、Macdonald & Muir社(現在のGlenmorangie社)によって買収され、操業が再開された。
    1958年にはフロアモルティングを止め、サラディンモルティングに変換された。しかしそれが使用されたのは20年ほどでその後、モルトスターに外部委託するようになった。蒸留所のガイドの説明では軽くピートを焚いたモルトを使用しているとのこと。また、その時にポットスティルを増設し、現在の規模になった。
    土地が低いために2002年11 月にはRiver Lossieの氾濫により、蒸留所が水浸しになり、一時操業停止に追い込まれた。

    Glen Moray Distillery, which lies west of Elgin, by River Lossie, was established in 1897. It was converted from a old brewery called West Brewery, which was build in 1815, to a distillery. Before the brewery was build, it was a place of execution. When the distillery was rebuild in 1962, human bone was found in the land of distillery.
    Glen Moray Distillery was mothballed in 1906 when the whisky boom was over. And then, it was acquired by Macdonald & Muir (latest Glenmorangie) and restarted. In 1958, the distillery was extended, two pot stills was added, and changed the method of making barley malt. they quited a floor malting and innovated a saladin malting for next twenty years. Now, they buy light peated malt from maltsters.
    Glen Moray Distillery is in the site of low land near a river, so it was flooded and interrupted a operation because of flooding the River Lossie in Norvember 2002.

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  • Dufftown(3)

    Convalmore Distillery(29 Oct 2001)


    Dufftownの北側の町外れにあるConvalmore蒸留所は1894年のウィスキーブームの時に建てられた。この時期に建てられた蒸留所らしく、鉄道のすぐ横にある。しかしその後の不況、火事、新しい試みとして連続式蒸留器の導入などいろいろな出来事があり、最終的に1985年に閉鎖された。
    名前の由来となったConvalhillはDufftownの西側に広がる丘陵地で、Dufftownにある蒸留所の多くがそこの泉から水を引いている。しかしその名前のついた蒸留所が無残な姿を残しているのは何とも心が痛む。現在の所有は南に隣接するGlenfiddich、Balvenieを持つWilliam Grant & Son社。復活させてくれないかとかすかな期待をしている。

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  • Dufftown(2)

    Balvenie Distillery(29 Oct 2001)


    Balvenie蒸留所は1892年にGlenfiddich蒸留所の姉妹蒸留所として北側に造られた。材料をGlen Fiddichと同じにしながらその製法はフロアモルティングやピートを使用する伝統的な手法を守り、全くタイプの違うウィスキーを作り出す。
    Glenfiddichで成功を収めたGrant Familyが将来を見越して別タイプのシングルモルトを造ることを考えたのならば、先見の明があったと感心させられる。
    最近は一般にも公開され、ツアーにも参加できる。再度訪れたい蒸留所の一つだ。

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  • Craigellachie(1)

    Macallan Distillery(30 Oct 2001)



    Macallan蒸留所はCraigellachieの町から3km程なので当初の計画では歩いてでも行けるだろうと思っていた。結果的には車で連れて行ってもらったのだけど、もし歩いていたら大変だっただろうなと思える坂道だった。
    私にとってMacallanはScotch Single Maltにのめり込むきっかけを作った酒の一つで、初めて飲んだ時の驚きは今でも憶えている。色といい味といい今まで飲んだウィスキーと全然違う。それからしばらくはMacallanばかりを飲んでいた。
    昔ながらの製法を守っているのだろうなと思いきや、発酵槽はステンレスを使用するなど近代的な部分も見られた。
    天気が悪く、見学者も少なかったので特別にウェアハウスの中で1954年の樽の栓を開けてくれて香りだけ楽しませてもらった。
    “これっていやがらせやがな”
    などと思いながらも鼻を近づけると、香りだけで酔いそうな素晴らしいウィスキー。2人共樽の側からなかなか離れられなかった。もし誰も見ていなかったら2人は確実に窃盗犯になっていたと思う。

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