Dufftown(3)

Convalmore Distillery(29 Oct 2001)


Dufftownの北側の町外れにあるConvalmore蒸留所は1894年のウィスキーブームの時に建てられた。この時期に建てられた蒸留所らしく、鉄道のすぐ横にある。しかしその後の不況、火事、新しい試みとして連続式蒸留器の導入などいろいろな出来事があり、最終的に1985年に閉鎖された。
名前の由来となったConvalhillはDufftownの西側に広がる丘陵地で、Dufftownにある蒸留所の多くがそこの泉から水を引いている。しかしその名前のついた蒸留所が無残な姿を残しているのは何とも心が痛む。現在の所有は南に隣接するGlenfiddich、Balvenieを持つWilliam Grant & Son社。復活させてくれないかとかすかな期待をしている。

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Keith-Dufftown Railway(29 Oct 2001)


19世紀末、英国は鉄道文化の最盛期を迎え、時を同じくして第一次のピークを迎えたウィスキー産業は非常に発達した英国の鉄道網を主要な輸送手段とし、この時期に建てられた蒸留所の多くは線路沿いに建てられた。Dufftownで最も古いMortlach蒸留所は専用の支線を引いたほどだった。
DufftownへはKeithからとElginからの路線があったがその周辺に多くの蒸留所があった。1968年にCraigellachie~Elginの間が廃止され、その跡はSpeyside Wayとなっている。
かろうじて残ったKeith-Dufftownの間は観光シーズンの週末のみ運行されている。

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